内毒素(リポ多糖、LPS)は、大腸菌、腸炎菌、レジオネラニューモフィラ、カンピロバクタージェジュニ、コレラ菌、志賀赤痢菌、緑膿菌をはじめ、その他にもおびただしい種類があるグラム陰性菌によってのみ作られる。内毒素の濃度の単位はEUを用いる。

 

1 EU = 内毒素100 pg

1 pg(ピコグラム)= 10-12 g または 0.000000000001 g

 

グラム陰性菌の一菌種では、菌数約7000に1 EUが含まれるという結果が得られている(Scan Dia Labs未発表データ)。

 

 

 

グラム陰性菌によるLPS放出のメカニズム:

細胞の自然死と溶菌

ブレブまたは膜小胞放出によるLPS脱落

血清タンパク質や補体を媒介とした放出

ホスト食細胞による摂取後のLPS開口分泌 抗生物質を媒介とした放出

 

 

 

内毒素の検出のためのリムルス試験(LALLimulus Amoebocyte Lysate Assay

 

 

< ゲル化法

感度レンジが狭く、良くても半定量的。

最大感度:0.03 EU/ml.

 

 

 

< 発色法とエンドポイント比濁法

発色法では、凝固酵素の基質としてコアギュロゲンの代わりに合成発色ペプチドを使用。発色基質は凝固酵素により加水分解され、黄色の末端発色団を放出。最大感度 > 0.01 EU/ml。

 

< 比濁時間分析法

LAL-LPS反応の速度、または反応により指定された光学濃度に達するまでの反応時間を測定。定量的。サンプルの抑制・亢進の評価がしやすい。最大感度:> 0.005 EU/ml.

 

 

 

 

< ELISA法とロケット免疫電気泳動法

非競合的C-ペプチドELISAとモノクローナル抗体を用いたサンドイッチELISA、およびタンパク質に対しウサギ抗体を用いてコアギュロゲンの消費を定量的に測定するロケット免疫電気泳動法は、全てエレガントな方法である。しかし、セットアップが複雑で時間がかかるため、広く普及していない。

 

 

LAL法干渉メカニズム:

 

pH条件の不備

対照内毒素のスパイクの凝集または吸着

不適切なカチオン濃度

酵素またはタンパク質の修飾

非特異的LAL活性-干渉メカニズムが特定できないことも

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